遊園地と河川敷
ゆっちゅは人工的なものにも自然のものにも関心を示します。
毎日のさんぽは約1時間、そのうち10分前後を遊園地で過ごす。
遊園地といっても、20メート四方の小さなもので、中央にすべり台が1つとその周りにベンチが3つと植え込みが2ヶ所、水飲み場があるだけなのだが、入り口に「○○遊園地」という看板があり、ゆっちゅはいつもその看板をたたいて、それが鉄板であることを確認するのと、そこに書かれている文字をジィが読み上げるのが習わしになっている。
今日は、その遊園地でさんぽの時間の大半をつかってしまいました。
自分から、歩いて遊園地を後にしたので、満足したのだろうと思って、抱っこして家の方に歩き出して間もなく「こっち」と、河原に出る道をゆび指しました。
ゆっちゅもいつもの自然と触れ合うコースがないのに、物足りなさを感じていたのでしょう。
ゆっちゅの気をまぎらわし、家に帰ろうとしましたが、ゆっちゅも強情を張ってあきらめません。
仕方がありません。ジィは折れました。
よしずやすすきが大人の背丈以上に生い茂った河原の一部刈りとったところを通り、大きめの石がゴロゴロ転がっている荒瀬の、水が勢いよく流れている岸近くまで連れていったところ、神妙な面持ちで石投げをしていました。
10分ほどやると、満足しておとなしく家路につきました。
ゆっちゅも人工的な遊具に次第に興味が湧いてきたのだろうか。
しかし、河原はやっぱり外せないんだな、とジィはニンマリ。
だからいつでも、ジィはジーンズと運動靴だ。