「行ってみようか」
「行ってみよう」「やってみよう」「開けてみよう」
今「・・・してみよう」がゆっちゅのブームになっている。
ミニカーの入っていた箱を手にとって、「開けてみよう」とか、その箱に入っていたミニカーをもって、「なかに入れてみよう」とかやっている。
自分ではうまくできないところもあって、大人にやってもらう方が多いのだが。
そもそもはと言うと、さんぽのとき道筋を変えるときに使ったのが始まりだった。
ジィとしてはできるだけ早く終わらせようと近道をしようとするのだが、なにせゆっちゅのいうままにしていたら3時間も付き合うことになるから。
しかし、ゆっちゅはいつものコースの道の先に何があるのかが分かっているようで、無理にコースを変えると機嫌を損ねて大変なのだ。
そこで、「こっちに行ってみよう」である。
いつもと違う道に進むことを提案し、好奇心旺盛なゆっちゅの気を引き、自分で決めさせる。
はじめはうまくいって、しめしめとジィは内心で勝ち誇っていたのもつかの間、ゆっちゅは自分が行きたい方へジィをコントロールするときに「こっちへ行ってみようか」ときた。
なかなかゆっちゅは手ごわい。