2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

自己性の夜明け

脳神経細胞をかけめぐる信号はデジタル性でリズム的性質をもち、外界の昼夜の日リズムや寒暖などの年リズムをはじめとして、さまざまなリズムが共振する場面に触発されて意識と言語は手を携えて発生するとかんがえられる。 「三つ子の魂」に言語の形成が大き…

意識の王国

ヒトを細胞という視点からみると、ヒトは自然な存在である。 しかし、人の意識が形成されるやいなや人の自然状態からの離脱がはじまる。 オシッコやウンチは自然の摂理であり、おなかが空けば不機嫌になるし、眠くなったら意識は散漫になる。 細胞の活動は生…

三角形が北を指す

ゆっちゅは風に反応する。 「あっ風がふいてきたね」 風速計をみて「南南東の風だね」などとジィが言った言葉をまねて言ったりする。 そこで「東西南北」の方角を教えようと思いたってコンパスをもちだして見せた。 小さなもので北を示す文字のうえに三角形…

「右まわり左まわり」

その場に立って天井を見あげてぐるぐる回る遊びをゆっちゅは以前からやってはいたのだったが、右回りと左回りの区別がわかるようになった途端に「右まわり 左まわり」と唱えながら右に回ったり左に回ったりすることが一段と楽しくなったかのように夢中になっ…

右と左

「右」と「左」という言葉をつかいはじめたゆっちゅは、身体をひねる運動をするようになった。 蛇行して走ったり、上半身を90度ひねったままで走ったり、またちゃぶ台の上から跳びおり身体を90度ほど旋回して着地したりする。 すでにゆっちゅはじぶんの左右…

すわるとおりる

ゆっちゅは「すわる」という言葉を「椅子に座っていて、こっちに来ないで」という意味でつかう。 また、「あっち行くよ」は「あっちへ行って、こっちに来ないで」という意味でつかっている。 これらの言葉は、ゆっちゅが自分のテリトリーを意識していること…