2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アシモー

ゆっちゅの使う言葉に、感情を表すものの一群がある。 例えば、ゆっちゅが好んでよく口にする「アシモー」という言葉がある。 これは、ママの「あ〜 もう」「あらまぁ」という言葉が元になっていると考えられる。 あら、またなの、しょうがないわね。 もう、…

線を引く

ゆっちゅの線を引くという行為を見ていると、時に、何かに突き動かされて、止むに止まれぬ情動に駆られているような感じを受けることがある。 勝手に手が動いてしまうと言った風に見える。 描き始めは、なにか形を描こうと、丁寧に線を引いている。 はじめに…

花と鼻

木曜日のことである。 ゆっちゅの住むアパートの前に、隣の家の小さなお花畑があり、色々な色の花を咲かせている。 「ハナ」「赤」「黄色」などと言ったりして、秋の訪れとともに、花に関心を示すようになったゆっちゅである。 今日、そのお花畑でゆっちゅは…

アリを数える

水曜日のことである。 例によって、踏切に行ってから、新築中の家を見に行った。 「アシ いっぱい イチ ニ サン シ ゴ」と興奮して叫ぶ。 「イチ ニ サン シ ゴ」は、一つ一つが別であること、すなわち個体性を認識する作業であり、「いっぱい」は、個の集合…

「キレイ」

火曜日のことである。 地面の砂や土を触って、手が汚れると手を差し出して「キレイ」と言う。 ジィはゆっちゅの手の砂や土を払ってやる。 そして、「こうやって、手でパンパンやるんだよ」と手を叩いて見せると、ゆっちゅも同じようにする。 台風一過、秋を…

クレヨンをもった狩人

このところ、絵描き願望がまた高まりだした。 支援センターでも、よくお絵描きをしているやうだが、ジィの家ではしばらくの間、お絵描きは中断していた。 日曜日のこの日も絵を描きたいとクレヨンを探し始めたので、用意してやった。 ゆっちゅの描く線は力感…

おっきなバフ

土曜日のことである。 新築中の家は、二階の壁の部分が覆われて、窓の部分が空いている状態になった。 一階部は相変わらず柱だけである。 「お家は、柱と壁と屋根からできているんだよ」と説明しながら、抱っこして歩いて行く間、ゆっちゅは「ハシ」「アシ」…

クルマのナンバープレート

金曜日のことである。 新築の家は屋根がかかり、骨組みがほぼ出来上がっていた。 それを見たゆっちゅが「アシ いっぱい」「ハシ いっぱい」という言葉を何度発していた。 「イチ ニ サン シ ゴ * * ハチ キュウ ジュウ いっぱい」も盛んに口にする。 まだ…

3語文

水曜日に、ゆっちゅはパパとママと三人で赤い特急電車の先頭車両のパノラマ席に座った。 食い入るように電線や電柱、線路など眼前に押し寄せてくる景物を見ていたそうだ。 次の日、その話を聞いてジィは「きのう赤い電車に乗ったんだって、たのしかったか」…

木の数 柱の数 電柱の数

ゆっちゅが、向こう岸に立っている木をゆび指して「キ」と言う。 ジィが「12345…10、いっぱい、いっぱい」と応える。 ゆっちゅが、自分の手を掲げて、ぎこちなくゆびを折りながら、「イチ ニ サン シ ゴ」と数える。 そしてまた、振り返って「イチニサンシゴ…

寝る子は育つ

「おっきい」と「ちっちゃい」。 二つの比較する言葉を、過日の石並べの遊び以来、ゆっちゅは使えるようになっている。 「アッチー」という語は、歩き始めたころ、台所にあるガスレンジや電子レンジ、冷蔵庫に興味を示して足を運ぶので、「アッチッチ」だか…

色について

昨日のゆっちゅのお昼寝時間は、ママいわく、7分らしい。 朝のさんぽ、朝ご飯、水泳教室行きのバスの中で昼ご飯のあと寝たのが唯一の昼寝、夕方のさんぽ、夕ご飯、お風呂、帰宅するベビーカーで眠りにつく。 昨日のトピックスは、色に関するものが二つ。 一…

自力で

今日のさんぽでは、両足ピョンピョン跳びが、随所で見られた。 また、ゆっちゅは、飛行体の飛行音が聞こえてくると、いつも上空を見上げて機影を探すのだが、今日ヘリコプターが真上を通過するのを見つけた時、ついバランスを崩してしまい、尻餅をついてしま…

元気印

土曜日の話である。 隣町の阿波踊り祭に、ゆっちゅを連れて行った。 両足ピョンピョン跳びが炸裂した。 最初は、人混みと太鼓や鉦が織りなす喧騒に、小さくなっていた。 抱っこして、踊り手の振りやお囃子に合わせて、ゆっちゅの身体を揺すってやっていると…

走る

昨日のさんぽの話である。 朝のさんぽの後、ご飯を食べて、支援センターへ行って3時ごろまでいて、そのあとジィのところにやってきて、昼ご飯をペロリと平らげても、お昼寝する気配もないので、5時ごろから夕方のさんぽに連れ出した。 初めから元気いっぱ…

実りの秋

門をくぐり出て、田んぼのある方に向かって歩いて行った。 田んぼのところで、抱っこのポーズをしたので、抱き上げた。 土留めの石垣のなかを、抱っこされてのぞき込んだゆっちゅには、穂を垂れた稲がたくさん覆いかぶさってくるように見えたのか、「おぉ」…

脳内は今?

ジィに向かって駆け込んできて、抱きつく最後の一歩で飛び、自分の身体を宙に浮かせる遊びに興じている。 ビニールプールや浴槽でやる、脚を鞭のようにしならせて振り下ろし足の裏で水面を叩くと同じように、丈の高い草を踏みつける行為をする。 地面や床、…

石蹴り

今日のさんぽも、朝ご飯前のせんべい2枚で始まった。 行き先はジィにお任せします、というように、抱っこをせがむことが多かった。 湿気がこもって風もなく、熱中症が心配されるような感じだった。 ゆっちゅも、いつもより多く汗をかいているので、今日は抱…

草むらへ石を投げる

今日の道草さんぽにゆっちゅは、朝ご飯前に、せんべい2枚に麦茶を飲んだだけで出かけた。 行き先を決めかねていたゆっちゅは、結局いつものベランダ下の駐車場へ抱っこされて下りた。 車止めの上に立つこと、そこから降りて家のベランダの下の石垣まで走っ…

石並べ

今日のさんぽは、台風一過の余波の風に向かって両腕を広げ、髪をなびかせてにこやかな笑顔を見せて、スタートした。 いつもの駐車場で、いろいろ反復復習した後で、いつもの階段を数を数えながら上り下りする。 今日は、「ハチ」と「ジュウ」が加わった。 閑…

鉄道マニア

今日のさんぽは、ジィの家からスタートして、久しぶりに川での石投げをした。 結構な大きさの石でも躊躇することなく投げ入れる。 近くの鉄橋を電車が渡るときだけは、手を止めて「電車!」と叫んで、手を振るが、電車が行ってしまうと、再び石を投げる。 し…

赤い電車

昨日、支援センターで、ゆっちゅが「赤い電車」と言ったと、ママが言う。 その時、ゆっちゅは顔面をクシャクシャにして、やっとの思いで、その言葉を吐き出したらしい。 夕ご飯の時、その話になって、ゆっちゅに「赤い電車」は?、と誘いかけたら、すぐに反…

両足同時連続ジャンプ

今日のゆっちゅは、1時間半のさんぽのほとんどを自分の足で過ごした。 スタートしてからは、昨日と同様、家のベランダの下の駐車場で遊んだ。 車止めの上に、自力で上がれるようになって喜んだ。 アスファルトから剥がれた小石を摘んで集めながら、盛んに何…

舟を漕ぐ

ゆっちゅのパパが休みを取ったので、ジィとのさんぽは3日ぶりとなる。 今日は、先月から始めた「英語で遊ぼう」という幼児対象のレッスンに行く日なので、ゆっちゅは朝食を済ませて、準備万端で待っていた。 アパートの門を出て坂を下り、家のベランダから…

イニシアティブ

近ごろ、さんぽをしているときのルールと言えば、抱っこされている時は、行き先をジィが決め、ゆっちゅが行きたいところがある場合は、自分で歩くというものである。 それのためもあって、昨日のさんぽでは、1時間半から2時間近くかかった。 お天気もよく…