2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

意識地図

DVDで見るものにも関心の変化が現れてきた。 以前よく見ていたアニメーションや物語仕立ての映像を、また見はじめた。 それまでは、歌やリズムに乗って電車や自動車が軽快に動き回るものに夢中になっていた。 DVDを見始めたのは、ディズニーの英語システムお…

「赤ちゃん返り」

昨日の一歳6ヶ月児健診の結果、ゆっちゅは歯槽のう漏があり、しっかりと歯みがきをする必要ありと言われたという。 もう一つ指摘されたのが、この時期に特有の「赤ちゃん返り」についての話だ。 母親にまとわりつく傾向が顕著となるらしい。 確かに、ジィも…

試練

一昨日、ママの用事で、パパと三人で出かけた。ママの用事が済んだ後、海の近くで遊んできた。 朝の地震と夕方の緊急地震速報で落ち着かない一日だった。 昨日は、 スイミングスクール行きのバスのなかで嘔吐した。ゆっちゅにとっては初めてのことだった。バ…

コミュニケーション

三日ぶりに会ったゆっちゅは、コミュニケーションを取ろうとする意欲が強まっているように感じた。 ゆっちゅの住むアパートの門を出て、右へ旋回して5mほど下って行くと、家のベランダが見えるところに出てくる。 ベランダから見送るママをいち早く見とめた…

畑と田んぼ

さんぽの途上で、ゆっちゅが興味を示すものに畑と田んぼがある。 畑の方は、二ヶ所あって、ひとつは生垣と畑の間にコンクリートの、人一人が通れるほどの細い道がある。畑仕事をしているおじいさんを時々見かける。 もうひとつは、戸建ての核家族の家が立ち…

「右脳的人間」

このところ、ゆっちゅの関心の大きいものに、電柱と並んで窓が挙げられる。 「マド」という言葉は、ゆっちゅの口から出て来ないが、窓それに加えて扉も、見つけ次第にゆびを指して音声言語を催促する。 そもそも、窓がゆっちゅの関心を引いていることに気が…

「イシ」「アシ」「ハシ」

ゆっちゅが石と会ったのは、河原の石が最初だろう。 ゆっちゅが石を好きなのは、じぶんの投げた石が水音を立て、川面に波紋をつくるのを見たからだろう。 石投げしたいと、川の方をゆび指して「イシ」と、意思を表す。 道祖神や堅牢地神や石仏に触らせて、「…

動くもの

ゆっちゅは動くものが好きだ。 風ぐるま、風にはためくのぼり旗、電車、家にいる猫、さんぽのとき見かける犬、公園で触れるやぎ、風に舞う枯れ葉、てんとう虫、鳥、蝶、蟻、ダンゴムシ 視覚的に世界を分節するには、動きが大きな役割を担う。 動くものは、個…

ぁらららぁー

「ぁらららぁー」 そんなことしていいのかなあ、それだめじゃないの、というニュアンスで、柔らかな禁止、拒否の意味をこめて、ゆっちゅの行為をたしなめる時に、周囲の大人が使った言葉。 その「ぁらららぁー」をゆっちゅが使いはじめた。 何かしようとして…

もの想い

一昨日は、パパのお仕事がお休みの日だったので、さんぽはパパと、午後にはママと三人でスイミング・スクールへ行った。 その日は一日、ゆっちゅに合わなかった。 スマホの「みてね」というアプリで写真や動画が見れられるサイトがあるので、それで、ゆっち…

「有る」と「無い」

二歳頃に見られる、いわゆるイヤイヤ期は、不安定な自我を確固たるものにしようとする努力に他ならない。」と、「自我と意識と言葉」(5/26)で書いた。 昨日、送り届ける道すがら、ゆっちゅのママと話した。 「このところ、ゆっちゅの『これ何?』が凄いね、…

梅雨の中休み

隣の町に築300年の江戸時代の名主屋敷をそのまま保存している古民家がある。 昨日は、その古民家で、この時期に毎年やっている「風鈴まつり」の最終日だった。 雨の「岩戸」が開いたかのような五月晴れ、ゆっちゅの好きな風も少し強めに吹いている。 1年前と…

ダンス ダンス レボリューション

終日雨に降り込められる。 朝ごはんの後、抱っこひもで傘をさして、さんぽにいった。 帰ると、今度はジィの家の二階探険。 ジィの寝室と書斎兼物置の換気扇の確認、子供部屋と書斎の電気スタンドのチェック、ベランダに出て、物干し竿、洗濯ばさみ、エモンカ…

地をハイ、大地に立つ、

ラカンに「鏡像段階論」という自我形成の理論がある。生後6ヶ月から1歳6ヶ月の間に、幼児が鏡に映る自分を見て、それが自分だと、認識するところから、自我は形成され始めるというものだ。 その段階を過ぎたゆっちゅは、今、スマホに映るじぶんがわかり、動…

河原と神社

昨日は、夕方もさんぽした。 石投げでは、ジィが手渡す石が待ちきれなくて、じぶんでさがしたり、手渡す石が小さいと、大っきな石をつかみ取って投げこんで、水が跳ねかえってじぶんの顔や体に当たるのを喜んでいた。 そして、川岸を立ち去るとき、浮石がゴ…

我を張る

昨日のゆっちゅは、情緒が不安定な1日だった。 その一方で、身体の操作では新たな動きを見せた。 いっしょに風呂に入っていたときに、湯船の縁につかまって立ち、片方の脚を振り上げては振り下ろして、足で湯面をたたく動作を繰り返して、得意げだった。 子…

情動

さんぽ先でときどき合う、ゆっちゅと1~2カ月違いの女の子がいる。 その子がお父さんと一緒にいた。 ゆっちゅが抱っこから降りて近づいて行った。ところが、その子はジィの方に真っ直ぐに向かってきてジィに抱きついてきた。 ジィはその子を抱きあげてゆっち…

ゆっちゅは、神様がこわい

ジィの家には、神棚がある。ゆっちゅは、それをゆび指して、何か訴えて、柏手を打つしぐさをする。 「堅牢地神」と彫られた地面の神、とゆっちゅとジィの間では呼んでいるだけだが、それと道祖神が道端のあちこちに見られる土地柄なので、さんぽの途中にそれ…

自発的タッチ

ゆっちゅは、タッチして物を確認する。 最初にゆっちゅにタッチさせたのは、てんとう虫だっただろうか。今でもてんとう虫は、よく認知する。絵本などで見つけても「ゥシー」と声を出してゆび指す。 桜の花にもタッチさせた。だからか、花が散って、葉っぱだ…

空間意識

ゆっちゅが、窓に関心があることを書いていて思い出したことがある。 以前、ジィの家でいっしょに絵を描いて、それを二階に上がる階段の壁に貼った。 それを見たがるゆっちゅを抱いて階段の途中まで、幾度か連れて上がった。 それが近ごろは、自分で上がりた…

体験的理解

今日のさんぽで、ゆっちゅに新たに「きぃっ」「ぁっぱー」「ぇちゅー」という言葉が加わっているのに気がついた。「木」「葉っぱ」「電柱」を指して言ったように、ジィは思った。 さんぽコースの途中に、一反ほどの田んぼがある。二、三日前に田植えがされた…

演劇的ゆっちゅ論

ジィは、大学時代に、ちょぴっと演劇をかじったことがある。つかこうへいの演劇が、流行していた頃である。『戦争で死ねなかったお父さんのために』『熱海殺人事件』『蒲田行進曲』などがある。 演劇は、役者の台詞と演技と、そして観客によって成立する、総…

母なる海

ゆっちゅのスイミングが本格的に始まった。 毎週水曜日、迎えのバスが来る。 初日の昨日は、行きのバスは緊張していたが、帰りは大はしゃぎしていたという。 「先祖返り」という言葉がある。親に現れていない、祖父母の遺伝上の特徴が子に現れることを言う。…

贈与

発熱の原因を、脱水症と両親は推定した。妥当な判断だと思う。ゆっちゅのその日の水分の摂取量が少なかったことに思い当たったという。 昨晩から10数時間、たっぷりと睡眠をとったゆっちゅは、朝食前にさんぽに出た。 落ち着いた観察態度と、軽快なフットワ…

知恵熱?

ゆっちゅが一昨日、39.3の発熱で深夜に目を覚まして、明け方4時まで眠らずに活動してからようやく寝ついて9時ころ目を覚ます。熱は36.9に下がっていた。発汗なかったという。 朝食を食べてからいつも通りにさんぽに行った。 ときどき、あくびをする程度で、…

瞠目して待つべし

三日ぶりにゆっちゅと会う。 ぐるぐる回り、ジャンプ、片足立ち、歌を歌うことなどの行動が、はっきり見られるようになっていた。 ぐるぐる回って、目が回るのを楽しんでいるのだ。それまでは、頭を左右に振る、反り返って背後を見る、股のぞきするなどして…

人は変わる

ゆっちゅと二日会っていない。 「君子豹変」 「三日合わざれば瞠目して待つべし」 という言葉がある。二つとも同じようなことを表現している。 人は変わると。 わずか二日たったに過ぎないが、ゆっちゅがどんな変化を見せているか、会うのが楽しみだ。 頭の…