試練

一昨日、ママの用事で、パパと三人で出かけた。ママの用事が済んだ後、海の近くで遊んできた。

朝の地震と夕方の緊急地震速報で落ち着かない一日だった。

昨日は、 スイミングスクール行きのバスのなかで嘔吐した。ゆっちゅにとっては初めてのことだった。バスに酔ったのかと思ったが、念のため小児科に連れて行った。特に異常は見当たらなかった。

しかし、ゆっちゅには災難だ。ジィと看護師さんに抑えられて、聴診器を胸に当てられ、背に当てられ、のどの奥をのぞかれ、左右の耳ものぞかれ、お腹を押され、最後におでこで体温を測られた。

 

今日、ゆっちゅの具合いを心配しながら玄関のチャイムを鳴らすと、ゆっちゅが出迎えてくれた。

玄関を出て間もなく、ヘリコプターのエンジン音がした。ゆっちゅは「クルクル」と言いながら、右腕全体を回して円を描く。しばらくして上空に、機体を確認すると、また歩き出した。

門を出るところで抱っこをせがんできた。最近の傾向でもある。そのまま自分の足で門の外に出ることの方が少ない。

最初から田んぼのオタマジャクシ観察だ。

そこから道祖神と地面の神様を二ヶ所見てまわって、夏みかんの木の親子のみかんに触って、畑と生垣の間の小道を通り、用水路に架かる小橋に続く細い急坂を下って、住宅地を抜けて河川敷に出た。

ポイント、ポイントで抱っこから降りるが、じぶんから歩こうとはしない。途中じぶんの思うようにジィが動かないといって、2度3度癇癪を起こす。

遊園地でも癇癪を起こす。

むし暑くはなく、風もあったが、直射日光が当たっていたので、遊園地にある水道の蛇口をひねって水を手に注いでやった。

気持ち良さそうにしていた。

ジィが水を手に取って、ゆっちゅのほっぺや衿あしを濡らしてやったら、機嫌が良くなって家路に着いた。

この後、ご飯を食べたら、一歳6か月児健診を受けに行かなければならない。

行きがけにジィの家に寄って行った

ゆっちゅの試練は続く。頑張れ、ゆっちゅ。