赤い電車
昨日、支援センターで、ゆっちゅが「赤い電車」と言ったと、ママが言う。
その時、ゆっちゅは顔面をクシャクシャにして、やっとの思いで、その言葉を吐き出したらしい。
夕ご飯の時、その話になって、ゆっちゅに「赤い電車」は?、と誘いかけたら、すぐに反応して「赤い電車」と得意になって何度も言うので、その度にみんなで「すごい、すごい」と拍手をするのに気を良くして、何度も何度も繰り返して、そのたびに自分でも拍手をして、ジャンプしたりして、大騒ぎをした。
「赤い電車」は、ゆっちゅらしい二語文だ。
さて、今日のゆっちゅの「道草さんぽ」は、朝ご飯の前ということもあり、いまひとつパワー不足であった。
ゆっちゅ主体のさんぽを「道草さんぽ」と呼ぶことにする。
しかし、さすがはゆっちゅだ、夏空が戻ったその下を汗を滴らせて、小一時間ほど歩いた。
コースは、いつもと同じところを歩いたが、出だしがいつもと違う道から入った。
遊園地では、珍しくすべり台を3回も滑った。滑らない時もよくあり、滑っても1回だけだった。ちょっと怖いようだ。
今日は、抱っこを要求する回数が多かった。
そのたびにジィはしゃがんで「お腹、空いたろう、お家へ帰ってご飯食べよう」と誘いかけるが、容易に帰ろうとはしない。
また、歩き出す。
ときには、抱っこしてやって、家の方角に向かうと、不満の声をあげ、遠くをゆび指すので、地に下ろすと歩き出すが、今日は暑いし、腹も空いているのだろう、長くは続かない。
ようやく一時間ほどしたところで、空腹と「茶々」の欲求に観念したのであろう、おとなしく抱っこされて帰った。