積み木遊び
近頃、子育て支援センターへ行くと、積み木遊びに興じているというので、送り迎えのついでに見ていたら、確かに熱心に木ぎれを五、六段積み上げていた。
積み木遊びは、重心の位置を考えながら、バランス良く高く積み上げるものだ。
高さへの意識が生まれていると言えるが、ゆっちゅが「アシ」という言葉を使い出した時点で、高さの感覚は持っていただろうから、積み木によって作り出す高さはポジティブなもので、言わば三次元空間を意識することにつながる遊びと言えるだろう。
昨日のさんぽで、歩き始めたころよく連れてきた場所に行きたがったので、そこへ向かった。
そこは、よく腰掛けて椅子にして遊んだところで、コンクリートの堤の上に等間隔に並んだ、直径30cm高さ20cmの円柱形のコンクリートの突起物がある。
そして、山から流れてくる沢に鉄パイプを組んで板を渡しただけの簡易な橋がある。
昔を思い出して、橋を渡ったり、コンクリートの突起に腰を下ろしたりして楽しんでいる風だった。
記憶の整理というか、経験を順序よく記憶して行くことによって時間意識が出来始めているのだろうか。
時間と空間という、ものごとを認識するうえでの枠組みが徐々にゆっちゅの意識に生まれ始めているに違いない。
その影響か、目的意識が強くなってきた昨今のゆっちゅである。